-swallow down spit out


スポンサーサイト (22.08.2013 / -)

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いる (22.08.2013 / memo)
確かにここにいる


無題 (17.08.2010 / short)
煙草を吸いに外へ出た。
私の場所はいつも建物裏のゴミ捨て場だ。脇に有る段に腰掛け、横を見ると膨れ上がったゴミ袋が幾つか転がっている。袋は半透明で、中には食べ散らかした容器などが見えた。そこに何匹か小さな羽虫がいる。中の他のよりも少し大きい一匹は、まるで気が狂ったかの様に執拗に結び目の中を行ったり来たりし、どうやら出口を探しているらしかった。この虫はこんなに動き回っているのに、そのうち収集車がここへ来て、袋ごと車の中へ放り込まれ、果ては砕かれるのか。一瞬に。何も、わからない間に。もう一度見ると、まだ諦めていないらしい、動き回っている。


私はゴミ袋を少し破いて部屋に戻った。


赤い感覚 (25.03.2010 / mobile)
カッターナイフの先にこびりつくものなんて、初めから決まっている。
それはつまらない事だと今日も胸に仕舞う。
抑えている押さえつけている。
それはつまらない事だと今日も力の限り煙草を噛み締める。


空白 (25.03.2010 / spasmodic)
いつからだろう、何も綴らなくなった。
以前はこまめに足を運び一所懸命に、しかしくだらない言葉を綴ったものだ。
一体その時、私の頭の中を何が占拠していたと言うのだろうか。
確かに現在拘束される時間は以前よりも随分と長い。
拘束が解けた時、私は一体何をしていると言うのだろうか。
風化、してゆく、そんな気がした。
ただ、急いて危機感に背を押され何もまとまらないままここにいる。

以前多用した手法ですか?
そんなものはとうの昔に埋もれて見えない。
随分厚く埃を被っているから、不用意に引き出すときっとくしゃみが止まらない。
さて、これはとても無様。

以前しばしば綴った心象ですか?
そんなものはそっくりと姿を変えてしまっている。
随分遠くまで来てしまったから、引き返すのもきっと面倒だ。
さて、これもまた無様。

今こうして文字を重ねる事自体がやけに気恥ずかしく、新鮮だ。
以前は事細かに物事を噛み砕き、しかしくだらない言葉を綴ったものだ。
一体その時、私の頭の中を何が占拠していたと言うのだろうか。
一体今、私の頭の中を何が占拠していると言うのだろうか。
真っ白な空白を埋めることがならないのならば、もう一度、黒く塗りつぶす作業を再開しよう。

さて、しかしなんと無様。


ある個体間における交流についての個人的見解 (28.12.2009 / short)
※我々は存在しない事が前提
その際行われる行為の前で我々は未だ試験管の中か或いは何も形成されていない状態である。稀に存在を許される事はあれど双方気にかけている様子は認められず。またその事実に関して私は何とも思わない。はずだ。

※我々の存在は如何にして発現したか
しばしば「愛の結晶」だとか表現されるが、我々が一連の行為の結果産まれたのかすら不確かなものである。故に染色体提供者間に何らかの感情があるのか否かも不確かである。現にその一方は異なる幾らかの個体と接触を持っており、表面上もしくは形式上やむなく我々に「母親」と言う面を見せているのかも知れない。

ままはぱぱとなかよしでいてほしいわたしとあのこはぱぱとままのこどもがいい


考え過ぎるなと人は言う (24.11.2009 / mobile)
そもそも何も考えてなんていない。
ただ不平不満愚痴を垂れ流し、眉をしかめしかめ難しい顔をしているだけだ。
頭の中は空っぽだ。
それも見抜かれ人に気を使って貰っているから考え過ぎるなと、あなたは考えているから馬鹿じゃあないですよと、そう言って貰えるのか。

嗚呼、私はとんだ馬鹿だ。


処分 (03.08.2009 / mobile)
私が居なくなったら、私が作ったものを全部、全部消して下さいね
残しても動きもしない、てんで役に立たないものばかりなのです
私の抜け殻を見てあなたが泣かなかったら悔しいから、やっぱり全部、全部消して下さいね
積み上げられた紙と暗い暗いモニタ
ほうら、やっぱり動かない
紙の中にも画面の中にも残っているのは写真や何かと同じなのです
ほうら、やっぱり私達は私の中で生きてた


それは良くあるあれに似た言葉だ (17.06.2009 / memo)
吐き出しても吐き出しても出てくるのはそれ。
不快感しか引き起こさないであろうそれ。

もう、私が終わればいいのに


崩れかけたもの (13.06.2009 / memo)
いやだお願いだ、だから、はやく帰って来ておくれ。


迷い道 (13.04.2009 / mobile)
先は、暗い。
そう思う事を止められない。
暗い見えない暗い見えない。
見たくない、のだろうか。
下らない思案。
消え去れば楽だろう、ただ繋ぎ止めてくれているのは、あなた。
私が消えたら泣いてくれ?
嗚呼、見たくないだけだというんだろう、下らないというんだろう、あなたがそう言ってくれるなら、すぐにでも居なくなれるんだ。
纏まらない糸に絡まって笑う迷い道。
先は、明るくない。